「瀬戸内の旬を食す会」のミニ会をしました。
2013.03.18
吉文出前イベント「瀬戸内の旬を食す会in賀茂鶴佛蘭西屋」のミニ会をしました。 [emoji:v-363]
前回、杜氏さんが蔵を見に・・と言ってくださったので
お言葉に甘えて開催いたしました。
これは八号蔵、いよいよ入ります。 [emoji:v-343]
この巨大な桶は米を蒸すものだそうです。
これは八号蔵の麹を作る部屋 [emoji:v-352][emoji:v-353]
酒蔵の心臓部!
すべて昔のままです。
仕込んでから20日で酒になるそうで、
各日数ごとのタンクを試飲させていただき感激でした。
これは10日たったタンクの試飲です。
若いワインのようなガス感があり、
もうこんなに!とびっくりです。
タンクの並んだここは小さな窓がいくつもあり、全部障子でした。
・・雨や夜は全部を手で雨戸をするんだろうなぁとびっくりです。
これがタンクから出したばかりの10日めの仕込み酒です。 [emoji:v-352][emoji:v-353]
日にちごとのタンク試飲は
でんぷんの糖化作用やアルコールへと進んでゆく過程を実感でき
本当に貴重な体験でした。
これは幾日目か忘れましたが
まだあまり発酵してきていない
新しいものです。
普通ならステンレスパイプを使う場面も太い竹だし・・
柄杓もどでかいものから小さいものまで全部竹と杉だし・・
江戸時代からずっとこうなんだろうなぁ・・・と
各場面場面で思いました。
これは椋田杜氏の二号蔵の、麹を作る部屋です。
各時代の杜氏さんや蔵人の思いが沁み込んでいます。
麹室を作る部屋は、杉板でかこまれ、
断熱材として 籾殻がかなりの厚さで詰まっているというのもびっくりで、
部屋が乾燥してくると杉板に隙間ができ、
籾殻がぽろっと落ちてくることがあるということでした。
普通ならステンレスとかプラスチックを使うところが、
竹や木や障子などびっくりの光景で、
使い込まれた磨り減り方も感動でした。 [emoji:v-344]
前回の「瀬戸内の旬を食す会」の時に、「椋田杜氏の思い」に接することができ、
今回はその仕事場での椋田杜氏から・・ということで、
改めて「椋田さんの思い」そして「賀茂鶴の思い」を強く感じ取りました [emoji:v-343]
賀茂鶴の手をかけるゆるぎないアナログ感というか、
思いと信念に本当にびっくりしました。
佛蘭西屋では素晴らしい魚料理を楽しみながら、
椋田杜氏おすすめの特等酒のぬる燗を楽しみました。
今回改めて・・
思いを知ることと 思いを伝えることの大事さを実感しましたし、
知れば知るほどおもしろい
知れば知るほど飲んでみたい・食べてみたいと実感し
がんばろうと思って帰りました。 [emoji:v-343]
今日はmiisanでした。
ご訪問ありがとうございました。