秋のハモは味わいが深い
2018.09.15
まるで直角のような
すごいデコチンと受け口の
「万作」(シイラ)です。
この名前ゆえに
広島の県北地方では
稲作の諸行事に欠かせません。
刺身で食べるので
うんとよい身質でないといけません。
今日は敬老の日の連休前日で
忙しかったです。 [emoji:v-356]
今年は県北地方の
敬老の日イベントが
先週の日曜日はじめ3日くらいに
各町ばらけて開催されたので
助かったと県北担当ドライバー。[emoji:v-449][emoji:v-355]
万作も大活躍でした。
「秋ハモ」は脂がのって
夏とは違う
味わい深さがあります。
値段も祇園祭などの頃より
ずっと下がってくるので
気軽に使いやすくなっています。
夏ではちょっともったいないような
私のヘタな腕前でも
ハモが楽しめます。
松茸が出て土瓶蒸しを作るころは
なによりの楽しみです。
骨切りをしているハモの写真を撮っていたら
「ハンサムに撮ってよ」と言われ、
改めて撮りなおしました。
加工担当のハモ・・・いやハタさんです。
ハモを蒲焼にして角寿司にのせてみたら・・・
うすく葛粉をふって炊き合わせにしたら・・・
イヤ、その前に天麩羅じゃろ・・・
仕事に追われながら
心が飛んでいってしまいました。
心が飛んでゆくネタがたくさんあるのも
幸せな事で、
市場勤めの幸せのひとつです。
ネット情報ですが、
ハモって、古くはハム、ハミと言い、
噛む、食べるという意味で
獲物や人に向かって
するどい歯で向かってくることからとのこと。
獰猛(どうもう)で生命力が強いと書いてありますが、
あの「やる気」の「強気」はやっぱりねと思います。
今日もご訪問ありがとうございました。