シュモクザメのハンマー型の頭
2012.08.06
冷蔵庫で お客様のお引取りを待つ
シュモクザメの頭。
別名 ハンマーヘッドシャーク
今朝 三次の市場から届いたサメの頭です。
三次・庄原を中心とした 県北の備北地方は
ワニ(サメ)食文化です。
「ワニがないと、祭りも正月も来ん」と言われ、
行事に欠かせない食材です。
サメの肉は アンモニアが多いため腐りにくく、
昔は 海から遠い山間部でも食べられる
唯一の刺身魚として珍重されていました。
うちのお客様に マニアの方がいらっしゃって
サメの頭の骨格標本を作り、コレクションしています。
見るなり「あっヒラシュモクだっ
シュモクザメの中では一番大きいんです」と大喜び。
「この平べったい頭全体が レーダーの役目をしていて・・・」などと
うれしそうに説明する様子は まさにマニア。
両端に目があって、
一番張り出したところにあるため
目を保護するよう丈夫なまぶたがついている・・・
体の大きさのわりに目が小さいので
小さい目」という意味から「サメ」とついたとか・・・
本当にうれしそうで・・・まさにマニアです。
中央卸売市場が今の場所に移る前の
草津魚市場の頃・・・
草津の市場でサメを見てから
子供心にサメが染み付き、好きになったのだそうです。
三次から来るトラックの絵は・・・
片面が 今回のシュモクザメです。
多分このトラックに乗って この頭は来たのだと思います。 [emoji:v-449][emoji:v-355][emoji:v-355]
今日はmiisanでした。
ご訪問ありがとうございました。