こんな荒天の中、船を出した漁師がいました。
2018.08.25
今日はまだ風が強く、
氷屋に氷の配達を頼んでも 遅かったです。
風で溶ける氷が多く
注文が多いからと氷屋が言っていました。
今日 一番驚いたのは
この小イワシでした。
台風後の あの吹き戻しの大風の中
小イワシ漁の船が出ていたのです。
荷受の人が先方に電話した時、
「今日も出す。明日も出す。」
と言ったそうで、
その電話さえ
風の音が大きくて
半分くらいしか聞こえないという状態だったそうです。
小イワシは獲っておくことが出来ない商品です。
すぐに目が赤くなってきます。
うちの社長が
「あんな風の中で出るなんて
想像できん 」
と言っていました。
木曜日は荷がない。
金曜日はもっとない。
土曜日はさらにない。
と言われましたが、
そのとおりの荷の少なさでした。
取り置いたり、
生かして囲っておいてあったものも減り、
「よぅこれが入荷したね」という
感謝の魚達でした。
日本中あっちもこっちも台風や低気圧だらけでしたので
ここはだめだけど、こっちはなんとか来たなぁ
という入荷も少なかったです。
写真は今朝6時半ころの
草津港。
波はだいぶ収まってきたものの
ゾワゾワという状態です。
これは昨日午前10時半頃の草津港。
港の中でも
波がダプンダプンしていました。
足をふんばっても
風で体が動かされました。
よくあの風の中
小イワシを獲りに行ったヨナァと思いました。
まして姫路は
台風が上陸した場所です。
社長は
「広島みたいな小さな船でなく
大きい船だったんじゃないかなぁ」と言いました。
いろんな職業がありますが、
漁師は日々「命をかけて」います。
そんな漁師さんと魚に感謝です。
今日もご訪問ありがとうございました。