強風で氷は溶ける、箱は飛ぶ、伝票も飛ぶ。
2018.06.29

今日は小イワシの入荷を
連続で撮りましたので
見てください。 
場内の荷物がスカスカという
この大風の中 
小イワシを獲る漁船が
出ていたのには驚きでした。
写真は浮き桟橋で
小イワシを積んだ船が着くのを
荷受の人たちが待ちかまえているところです。 
フォークリフトもすぐ近くで
待ちかまえています。 

漁船到着 
船には丸に鮮にイワシと書いてありました。
私は写真を撮るあいだ
浮桟橋にいただけなのですが、
港の中ですが うねりがひどくて
船酔いみたいに気持ち悪くなりそうでした。 
この中を出航して漁をしていたなんて
驚きでした。 

今朝は強風で
港に面したセリ場のシャッターは
何枚も閉めてありました。 
それでも風が強く
「氷をふっても ふっても解けてしまう [emoji:v-363]」
「箱が飛ぶ、エブが飛ぶ、伝票が飛ぶ [emoji:v-363]」」
と大変でした。 
現場が終わった後
長老が「久しぶりに高かったのう」 
と言いました。
「〆タイが何円 [emoji:v-363]、こんな相場があるんかと
笑っちゃったぜ」と近海担当。 
「よく吹くのう[emoji:v-363] アジャパーじゃわ [emoji:v-363]」と
いつの時代の人ですか [emoji:v-362] というギャグを言う人とか、
現場は結構大騒ぎでした。 
だから「小イワシの船が入る[emoji:v-363]」にはビックリでした。 

17・8人の人が
ものすごい勢いで作業し
緊張感タップリです。 

これらの銀色のバケツで
船倉から小イワシをすくって
トロ箱にあけていき 
見る見る小イワシの入った箱の山が
出来てゆきます。 

バケツで小イワシを箱にあけます。 

バケツで小イワシを
次々箱にあけます。 

待ちかまえていたフォークリフトが
セリ場に運び 
各仲卸の場内配送人たちが
台車で待つ中を・・・ 
あっという間にセリにかけられ
あっという間に場内に散ってゆきます。 

広島人のソウルフード
愛してやまない小イワシです。 [emoji:v-351]
午前1時に出航して
3~4時間漁をして
いそいで帰る。 
このスピードとそれを支える
連係プレーで
小イワシの刺身と天ぷらという
広島の食文化が支えられています。 
今日もご訪問ありがとうございました。 