マグロの栄養
2011.10.03
場内の魚市、シーケー、チウスイで毎日マグロの解体をしています。
また向かいの魚一では電気のこぎりで冷凍マグロを切っています
写真は仲卸シーケーでのマグロ解体の様子です。
マグロはエサの乏しい外洋を回遊することが多いため
エサを捕まえるために、高速で泳ぎます。[emoji:v-355][emoji:v-355]
体も完全紡錘型の頑丈な体つきをしています。
高速遊泳時の水の抵抗を少なくする為に
第一背ビレ、胸ビレ、腹ビレは収納装置がついています。
そして尾ビレは 優れた推進力を生み出します。
通常は 時速30~60kmくらいで泳ぎますが、
最高では時速160kmで泳ぐそうです。
そして一生眠らずに 泳ぎ続けます。[emoji:v-355][emoji:v-355]
マグロは口をあけて泳ぎます。
口からエラを通過する水から酸素を取り入れ呼吸をしています。
だから、マグロは泳ぐのをやめると窒息してしまうので 泳ぎ続けます。
休むことなく 高速で泳ぎ続け・・・
夜は やや代謝を低くして 遊泳速度を落としながら
泳ぎ続けるのだそうです。
マグロは全世界で7種類。
クロマグロとミナミマグロは成長するにつれ
大回遊するようになりますが、
北半球と南半球とで完全に分布が分かれています。
キハダとメバチは同じ海域にいますが
キハダは表層付近、メバチは中層付近と
垂直にすみ分けています。[emoji:v-352][emoji:v-353]
ビンチョウは 赤道を越える回遊はせず、
北半球と南半球の集団はそれぞれ独立しています。
マグロはお互いの住み分けをきちんとすることにより
共存がはかられています。[emoji:v-344]
明日の朝 7時から
魚市場のセリ場で
今年の魚霊際があります。
神主さんや巫女さんが
草津八幡宮から来て
にぎやかに行われます。
その後 たくさんのタイが放流されます。
今日もご訪問ありがとうございました。