台風接近!
2011.09.03
この写真3枚は午前6時に桟橋を撮ったものです。
仲卸店舗は中なので外の様子はわからずいたので
雨もなく、静かでビックリでした。
昨夜は風もひどかったですし
今日出勤する時も風と雨が多く
びしょぬれ対策モードで出勤しました。
台風は、10時過ぎに高知に上陸したそうですが
雨もやんで、風もひどくなく、道路も乾いてきました。
朝に近くなるにつれ、穏やかになりましたが、
今日の現場は、
風雨の強い状態の中を魚屋さんが市場に来て、
「まだ上陸してないのにこのくらい。
台風がゆっくり進んでいるので
今日一日中はこの状態だから・・・」と
市場に来ても少しだけの買いだし、
来ない人も多く、
今日の市場はガラガラでした。
台風はまだ四国だというのに、
天気はどんどん穏やかになり、
「これならみんな買い物にでるなぁ」
魚屋さんの買いが少ないので、売り切れて在庫がなくなり
月曜日は買いが多いだろうなぁ
荷はないだろうなぁ と話しました。
今朝、桟橋のとこに囲ってある
広島水産の ハマチ600匹とヒラソ(ヒラマサ)180匹が死んだそうです。
もう一つの荷受の広島魚市のも死んだそうですが・・・。
原因は「青潮」だそうです。青潮と赤潮
http://www.water.city.nagoya.jp/intro/library/alacarte/content5.htmlこのサイトに載っています(リンクがうまくいかなかったので、コピーしてご覧ください)
海底にたまったヘドロ、
その分解に酸素が使われて、
酸素の少ない水が出来て、下層部にたまる。
強い風で攪拌され 上の層の海面が動くことにより、
下の酸素の少ない、硫化物イオンを含んだ水が上に上がってくる。
これが「青潮」で
これによって魚の大量死がおこったのだそうです。
夏の暖かい海のなかで「あがり」になったものだし、
硫化イオンの影響もあり、
「捨てるしかない」と荷受の人が言っていました。
私は昨日 「台風の風による海水の攪拌は
瀬戸内海の健康を保つのに欠かせない。
台風が十分な恵を瀬戸内海に与えつつ
どうかなんとか無事に通り過ぎることを祈っています」
と書いたので、
今回の身近なところで起こった
思いもかけない 「青潮」による大量死は
すごいショックで
こんなことがおきるなら 書かなきゃよかったと
心が重いです。
囲われた港の中だから 長年の内にヘドロがたまっていたのだと思いますが
「溜まっていたんだナァ」「囲まれているからなぁ」と
そのことが頭を離れず
今日一日ずっとへこたれています。
ここからは 久しぶりにsasananaです
最近はfacebookにつきっきりになっていました
だいぶ慣れてきて何とか使いこなせそうです
新物サンマ、毎日食べているんじゃないかと
いうくらい旬の味にハマッてしまいました
・・・もちろん、焼いても美味しいけれど
まずは絶対に刺身で食べてほしい
家族が、皮も食べたいというので、
皮付きで
脂が結構乗っています。でも
しつこくないさらっとした脂なんです
青身独特のうまみがしばらく
口に残って幸せな気分が続きます
みなさまは、もうサンマのお刺身食べましたか