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瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

今、が一番うまい、
旬のお魚を食卓へ。

三陸の「てんでこう」と静岡の「てんでっこう」

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今日は入荷が少なかったです。 
どれもがというではなく・・・
近海物はわりとあるし、
呉から網のタチウオはよく入っていたし・・・
うちの青物担当のところの荷が少なかったです。

「潮はよくないが、
     連休を入れて3日分の入荷があっていいのに、少ない高い
「東京に行ってしまってるんだろうなぁ・・・
    高く買ってくれるほうへと荷は動くから・・・」
と青物担当者は元気なしです。
 
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       (「のれそれ」です。カタカナで書いたら一瞬んんっと思います)
「のれそれ」はアナゴの稚魚です。
この日のは愛知県産です。
小さな黒い点々は目です。

白魚のように透明な体で
薄く長く、きしめんっぽいかんじです。

「のれそれ」も春商品のひとつです。 
お店で見かけたら ぜひ一度食べてみてください。
きゃしゃな春のあじわいがします。
 
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妹から電話があり、
週刊現代かなんかで見たそうなのですが・・・

三陸のほうの方言に「てんでこう」という言葉があって
これは津波に由来する方言で、
津波がきたら、自分自分ほかの人にかまわず、とにかく逃げる・・・
という意味から来た言葉だそうです。

DSCN0340.jpg
        (土曜日に現場で見て元気になった 御前崎の文字です)
私はあっと思いました。 
私の実家は、今は合併して掛川市ですが、
浜松市と御前崎の中間地点くらいの遠州灘ぞいにあります。

このあたりの方言に「てんでっこう」というのがあり、
「おのおの、別々に(する)」という意味で、全く同じです。

今でも使っていて、
私も子供同士の遊びの時などしょっちゅう使っていました。

実家から海のほうに行く途中に
「晴明塚(せいめいずか)」というのがあり、
大昔、陰陽師の安部晴明が 石を積んで塚を作り
以後 津波が来たらここで止まるのだそうです。
 
「おせいめいさま」と呼ばれて大事にされています。
津波がきた時の逃げるシュミレーションをしてるか?と
実家に電話したところ
弟が「お晴明さまもあることだし・・」というのでビックリしました。
昔から幾重にもあった防風林や砂山が
海の近くに大きい道路などを通しているので少なくなっているので
もしもの時は大きいと思います。

弟に三陸の「てんでこう」と実家のあたりの「てんでっこう」の話を
言い聞かせました。

 
DSCN0350.jpg
カメラが壊れている間に完成しました。
地震以降・・・なんかのんきそうで載せにくいなとやめていましたが・・
福島の原発もどうなるか大きな不安だし、
実家の先のほうにある浜岡原発も心配だし・・・・・・

いつなにがあるかわからない・・・と大きく不安なので・・・
できた人形を早くブログに載せる事にしました。

DSCN0358.jpg
実は、あと1~2日で次がひとつ出来上がります。
出来上がり次第載せます。
 
いろんなことを保留にしないで
今できることは今やっておいてしまおうと思います。

今日もご訪問ありがとうございました。 

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