天然鯛(桜鯛と麦藁鯛)
2010.05.13
桜の咲く時期には鯛が旬を迎えます。
その時期の鯛の事をサクラダイと呼んだりもしていますが、
逆に旬を少し過ぎた鯛は「麦藁鯛」(ムギワラダイ)と呼ばれ、
値段も安いですが、身も痩せてあまり喜ばれません。
麦の穂がたわわに実る時期に鯛が痩せるので
麦藁鯛と呼ばれます。
さてその麦がたわわに実る時期はいつかと言うと、
大体5月くらい。
先日福岡方面へ行ったときにも
一面麦畑が広がっていました。
つまり今頃の鯛は痩せていておいしくないはず、
なのですが、今年は気候の影響なのか、海水温の影響なのか
瀬戸内海の鯛はまだまだ麦藁鯛ではありません。
しかも相場が高くないので
今がお勧め、食べごろです。
ネットショップで1kg 3500円で販売していますが、
今なら1kgが約1.2~1.5kgにサイズアップしてお届けできます。
これは1.2kgの鯛をお刺身にしてみました。
4人家族ならたっぷり
6人くらいで食べても充分満足できると思いますよ。
お勧めは皮にお湯をかけて造る「松皮造り」
鯛は捨てるところがないといわれるように
鯛の皮も付けたままがおいしいですよ。