小イワシの刺身のシゴのやり方
2010.03.12
小イワシを刺身などにするときは
フィレの状態にします。
私は 計量スプーンの小さいほう(5cc)を使っています。
よくティースプーンでやる人もいますが・・・
計量スプーンがなにがいいかと言うと・・・
厚みが少ないし、
なによりふちが角張っているからです。
ティースプーンは 口当たりがあるので 角が少し丸みをおびています。
計量スプーンは安いのがよく、100円均一店などの安いものの方が
薄かったり、角張っているのでモアベター(ちょっと古い!)
あれこれ使っていて、計量スプーンに行きあたったときは
これだ!!と すごくうれしかったです。
うろこを軽く取った小イワシの肩のあたりに スプーンを入れ
身をへぎ取るようにスプーンを動かすと 身が取れます。
しっぽがくっついてくることもあるので
しっぽの手前で、スプーンにちょっと力を入れて押し下げると切れます。
背骨の真上に入れるより、
少し上目に入れると、内臓をすくわずに、身だけとれます。
少々内臓がついてきても ノープロブレム(これも古い?)
慣れてくると、力の入れ加減で、内臓はきれいに残せるようになります。
それからボールなどに入れて洗います。
洗うことで、取り残したウロコや内臓、血がとれます。
洗った水を流し捨てるとき
お米をといだ水を捨てるように、手を添えて流すのではなく
クレーンゲームのように、つまみあげてザルに移してから 水を捨てるほうがいいですよ。
そのほうがウロコが残りにくいです。
「七度(ななたび)洗うと、鯛の味がする」と言われるように
7回まででなくても、よく洗うことはおいしく食べるコツのひとつです。
ザルにあげて水をきったら盛ります。
しょうが醤油で食べる事が多いですが、わさび醤油でもOK。
昔は、竹の表皮をナイフで薄くへいで、両端を糸でよく縛り、
ビックリマーク()の玉のないような形にして 小イワシの刺身を作っていました。
結婚して広島にきたばかりの時
主人のおじいちゃんが作ってくれました。
椅子の上の座布団
フェイクファー製・・・ウール純正です。
いつも悪い事ばっかりしている1歳のオス兄弟。
寝ていたのを邪魔して起こしたら
眠いので、顔だけ上げて1匹がこっちを見ましたが
目はとじたままでした。