瀬戸内海の漁船はメンテナンスが大変
2018.02.05
「ハゲは しばらく持って来れんよ」
と 若い漁師が言いました。
「海が急に濁った。
雪解け水が入ったからだ。」
彼はハゲを
二股になったパーツを
ライフル銃みたいな形の鉄砲で発射し
ハゲを二股になったパーツで挟んで捕まえます。
「海水が濁って
ハゲが見えないと発射できないから
獲れない」のだそうです。
( 写真は以前のものです)
海は濁っていますが
山から来る雪解け水は
山からの栄養が入っているので、
「プランクトンが増えて
メバルがよく獲れる」
とも言いました。
県北のほうは
大雪じゃったけぇ、
雪解け水も多くて
ありがたいなぁと思いました。
金曜土曜と すぐ近くの
産業展示館で
「中四国ビジネスフェア」がありました。
金曜日の業者が行く日に
ささっと行ってきました。
いろんなものが
どっさりありましたが、
今回興味深く見たのは・・・・・
船のメンテナンス作業のコーナー。
フェイスブック友達の漁師さんが
よく投稿しているのを見たり、
先日沖縄の石垣島から
営業にみえた人が、
ちょうど現場にいた
若い漁師さんと
船底のメンテナンスの話をしたので
とても興味があったのです。
瀬戸内海の船は
メンテナンスが大変なのだそうです。
「外海で漁をする県の漁船は
船のへりや船底がきれいだけど、
瀬戸内海で漁をする船は
すぐに貝がついたり汚れて大変。
波が荒くないことと
でっかい湖みたいなものなので
流れ込む栄養が多くて
船底につく貝などが多い」
と若い漁師が言いました。
それを聞いた後だったので
興味深く見学しました。
今日もご訪問ありがとうございました。