煮魚に日本酒
2009.11.30
昨日けっこう吹いたのと 今日から大潮で
入荷は少なめで 特に地物が少なかったです。
大潮は今日からで
昨日の中潮に獲った魚が今朝は入荷しているのですが
中潮といっても大潮の前日なので影響が出ています。
そして月末最終日なので動きは悪いです。
煮魚をする時 お酒を入れますが
アルコール分は浸透性が高いので
魚に味がしみこみやすくなるからです。
アルコールが蒸発する時ににおい成分もいっしょに蒸発するので
魚のくさみ消しにもなり、
酒の芳香成分にも 臭みを覆い隠す働きがあります。
お酒を入れた煮汁を 魚を入れる前に
煮立たせていませんか?
煮立たせてしまうと
アルコールが飛んでいってしまい 効果が減ります。
酒を加えた煮汁が冷たいうちに
魚を入れます。
こうしてアルコールをとばしながら煮ると
お酒の力を生かせます。
そして もうひとつ大事なこと
下ごしらえとして 魚に熱湯をかけます。
それをさっと洗うと 魚の生臭さが減ります。
これはいつも必ずやります。
魚の中の味も逃げ出ないのでおいしいです。
煮魚って しっとりやわらかい味で大好きです。