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瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

今、が一番うまい、
旬のお魚を食卓へ。

街の達人おばあさんのサンマ煮

昨日お話した

「街の達人おばあさん直伝のサンマの煮物」 
 

街中のおばあさんたちと話す機会が多かった時
驚いたのは・・・・ 
本当に達人ぞろいだってことでした。  

その中の一人から教えて頂いたこの煮物・・・

作った度にいただいた現物と、口伝で・・・ 

「酢はこのくらい」と指を広げるので、
「どのくらいの器にこのくらい?」と聞くと、
「私が朝牛乳を飲むコップにこのくらいょ」
「えええーっ?わからないーっ」 

見本にいただいたのを食べ、試しに作り、持って行って批評を聞き・・・ 
の繰り返しで、何回もお会いして・・・ 
レシピにしてみました。 

いいなと思ったのは・・・

* 焼きサンマのあのグリルを洗う大変さがなく、  
  鍋1個ですみ、
  火にかけたら後は時間を見るだけで、楽。 

* 骨も柔らかくなるので、小さい子供でも自分で食べられる。 

* にんにくをびっくりするほど使いますが、  
  出来上がりはそう感じません。 
  にんにくのアリシンはビタミンB2の吸収をよくし 
  抗酸化作用が大きいので 
  もっと利用したい食材ですが、楽にとりいれられる。 

この3つが私がいいと思った主なことで
他に しょうがもたくさん入れるので、体を温める作用があり 
免疫力を高めるには体温アップが一番とか。 
骨まで食べるのでカルシウムたっぷりなどです

サンマは1本を4~5切れに筒切りにし、
内臓を菜ばしなどで取る。

サンマ1箱(何入りでもOK)での調味料の分量は・・・・

酢・・・・・600cc     醤油・・・・230cc    みりん・・・・150cc
酒・・・・200cc      砂糖・・・・150cc    水・・・・・・・300~500cc
にんにく・・・・5玉(5片ではない)     しょうが ・・・・220グラム

全部を鍋に入れ、1時間半~2時間煮込みます。 

火を切ってからそのままさまします
このあいだにも 味がしみ、骨が柔らかくなります。 

骨の硬さや、味のしみ具合がイマイチと思ったら
もう一度沸騰させて自然にさまします

納得できるまで3回くらい火入れをしたこともあります。     

* 達人のおばあさんのは
  もっと味が濃く、冷蔵庫でゆうに1ヶ月もちますが 
  家庭用は薄味がいいので
  

* 酢の量は多いと思われるかもしれませんが
  400ccとか500ccにすると 仕上がりが少し骨がましいです。
  600cc入れても出来上がりの酸っぱさはそんなに変わらないので
  骨が柔らかくなるよう600ccいれてください。 

* ニンニクも多く感じますが、出来上がりはそんなには感じません。  

  以前NHKの「ためしてガッテン」でサバの味噌煮の作り方の時
  サバ4切れにニンニク60グラム入れていて、  
  仕上がりにニンニクは気にならないです。とやっていましたが
  達人おばあさんの作り方も きにならないです。  
  
  

少量作る場合は

サンマ8本あたり
酢・・・・200cc    醤油・・・・80cc    砂糖・・・・50g
みりん・・・・50cc  酒・・・・70cc    ニンニク・・・70g
しょうが・・・・70g  水・・・・200ccくらい

煮る時間は同じです。
多く作っても、少量でも煮る時間は変わらないので
日持ちもするので 多めに作るといいと思います。 

今日も作ってきた事務の人と持ち寄って
味きき、食べ比べをして
みんなでああしたほうが こうしたほうがと楽しかったです。 

サンマは21入りとか23入りのような大きいのでなくても
27入りや30入りのような小さめの安いものでok
ガッツリ作るほうがおもしろいです。 

 
 
 
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