中国新聞にカキいかだのカワハギの記事が載っていました
2017.12.22
昨日の中国新聞に
「肝に栄養 カキいかだ産」
というタイトルで
カワハギの記事が載っていました。
この漁師さんから
このカワハギを
吉文は活かしで納入してもらっています。
日本一の生産量の広島カキ
このカキ養殖のいかだの上で
ハゲを獲ります。
ハゲは雑食性で何でも食べますが、
このハゲは カキいかだにつるされた
カキのまわりに集まって
カキ殻に付着したものや
浮遊する海草の芽などをエサにします。
この「いかだはげ」は運動量が極端に少なく
肝に栄養がいくのだそうです。
またハゲの表面はザラザラしているので
Y字型の挟みとる道具で
一匹づつ挟んで捕まえます。
このためハゲはほとんど暴れることなく
生かしたまま船の水槽に
入れることができるのだそうです。
底引き網漁だと
一度にたくさん獲れますが
網の中で暴れ
身質が悪くなるとのことです。
この「いかだハゲ」漁法は
広島くらいのものだそうです。
このカワハギを
漁師さんからもらって 二日前に食べました。
写真は一人前で、
薄作りは肝を入れたポン酢で食べ
アラで小さな鍋が出来ていました。
主人の得意な
干し柿を使ったなますも出来ていました。
新聞に書いてありましたが、
ハゲの肝は
ビタミンやミネラルも豊富ですが
主に脂質で、
肉類の脂肪と違って
融点が低く、
口溶けがよいのが特徴とのことです。
おいしかったです。
12月から2月ころは
肝が大きくなります。
広島のハゲを
食べてみてください。
今日もご訪問ありがとうございました。