長崎運送のドライバーのプロの心。
2009.08.12

昨日の静岡の地震ですが 
娘が言うには
「やっぱ水が一番困った。 
コンビニ、ホームセンターも完売状態で、
給水車が来ているようだったが
水だけは少しでも備蓄が必要とよくわかった」とのこと。 
近くの100円ショップは
商品が落下してその整理がつかず、結局1日休みになった。 
その隣のスーパーは入り口に
防災グッズを山積みで売り始めたそうです。
「さすが近江商人
対応が早い
」 

東名高速道路が
牧の原のあたりの崩落で通行止めになったので
魚の流通はどうなるんだろう

ちゃんとサンマや北の魚は来るか

九州の魚は東京着がまにあうか

通行止め区間は国道1号線で迂回か

よけいに時間がかかるのは
出発時間を早くして対応するのか


夕方長崎運送のトラックが入ってきたので 聞いてみました。 
「名古屋から中央高速に入って行く」とのこと。 
ビックリしたのは
ドライバーが会話をしながらも 立ち止まらないこと。

車のサイドの止め具を次々と開け止めていきます。 
すべて小走りで、汗をかいています。

私も話しながら小走りで移動しました。 
5分を惜しんで トラックを走らすドライバーだから 
立ち話で5分を無駄にすることはないのだなあ 
と ちょっと感動しました。 

帰ろうと駐車場に行く途中
長崎運送のさっきのトラックが
優雅に水産棟から出てきて 走り去って行きました。

長崎運送のトラックは
デザインのためか
なんとも優雅に、ゆうゆうと走っているように見えるんです。 
ドライバーの心はもう帰るモードに切り替わり

高速をひた走っているのだなあと 
プロの心に触れたような気がしました。


現場は相変わらず荷は少ないものの
高値ですが万作やアナゴが少し入りました。

今日からもう休んでいる魚屋があったり、 
飲食店も明日から休みという店が多く、 
島から来て
普段は船上で生活している漁師たちも
今朝魚を搬入した後 島に帰った人も多く 
市場は明日まで営業ですが
もうだいぶお盆モードに入っています。


