今どんちっちアジがおいしい
2009.07.04
魚市場の朝は早い!
うちの会社は 午前1時出勤ですが
もっと早い仲卸もたくさんあります。
現場が終わるのは 大体午前7時
うちは7時に最後のお客さんが来ます。
もう完全に閉まっている仲卸もあります。
今日、石田さんが
「今期、初めて万作にミズがでた」と騒いでいました。
(ミズについては6月9日「万作のミズってなに?」をみてください。)
今日出たのは11キロのぶんで、
14キロくらいのサイズが多かったので
1本出るともうけが飛ぶ と言っていました。
(この写真は山口産です)
その石田さんが「どんちっちアジ」のことをほめていました。
6月30日の「がんばっている産地ラベルシリーズ」でご紹介しました
島根県浜田市水産物ブランド化戦略会議というところでやっている
浜田沖でとれるアジ、カレイ、ノドグロの3品を
大きさ、脂などの規格に通ったものに
「どんちっち」というシールをはるのです。
センサーで脂ののりをチェックしているからいい。
今の近海もののアジの、ブラの、脂がない高いものより
今はこっちのほうがいい。
同じ島根ものでも「どんちっち」シールがはってないと売りにくい。
現場の女の子が、新型インフルエンザ騒ぎの中
タイ、プーケットの遊びに行っていて
すごく日に焼けているので
「どんちっちの類似品 もんちっち」といって
彼女の写真をシールにしてはって売ろう
なんてワアワア話していました。
7月10日から新サンマが入荷すると
荷受から連絡がありました。
なんぼ安くても1匹500円以上するんじゃけえ
無理よね
荷受は「出始めは売れるけえ」って言うけど、
脂もそっけもないのに
売れ先は限られるしむつかしいよおね」
と社長と2人でもんちっち話とあわせ 盛り上がっていました。