昨日は　 一日中出ていて　帰社もおそくなり　
ブログが書けませんでした。
すみません。　

今日は大雨の後で、　
入荷は少なめでした。　

今週になって　ハモが値上がりしています。　

京都の祇園祭りはまだですが
上方のほうへ荷が行くので　
広島への入荷が減っていて　
たとえば、いつもキロ800円のが、キロ1500円くらいになっています。

京都の祇園祭り、大阪の天神祭りが終わらないと
広島のハモの相場は下がってきません。　

(写真はオコゼです）

今日、荷受の広島魚市場?の取締役の田中さんが
定年退職される日だそうで、　　

最後ということで
地物のセリをしたそうです。　　

ご祝儀相場で、
とてもよいセリの光景だったと　　
社長と石田さんが話していました。

静岡の御前崎港のカツオです。

この頃、コメントでカツオのことが出ているので
ちょっとコメントとダブりますが・・・・・

以前に何回か書いたように
広島は瀬戸内海の白身の食文化圏です。　

そのため赤身はあまり喜ばれません。
テレビなどの影響もあり、　
マグロはかなり食べるようになりましたが　
カツオの人気ははいまひとつふたつです。

あっさりした初夏のカツオは「たたき」に。
脂ののった秋の戻りカツオは「刺身」でといいますが

実家のある静岡では年中「刺身」で食べます。　

この頃は　たたきにして冷凍にしたものが
年中スーパーで出回っていて、
全国的に、特売の定番らしいですが
静岡では刺身です。　

広島は高知県が近いので
「カツオのたたき」文化圏の影響か？たたきにすることが多いです。

市場ではカツオのよしあしは
硬いか、柔らかいか　
はってるか、はってないかなどでみますが、　

スーパーではもう切ってあるので
赤い色のあざやかなのを選ぶといいとおもいます。　

また身の一部に割れたところがあると
手当てが良くない可能性もあります。　
　　　　　　　　（すべてではありませんが・・・）

今カツオは親潮にのって北上中です。　　

先日業界新聞にカツオのことが載っていて、　

東日本の人が言っていた

「暑くなるとカツオがむしょうに食べたくなる」
　

刺身に、おろしたしょうがに、ニンニク、きざみねぎ、みょうがなどをそえて　
清涼感が味わえ、元気をくれそうな赤い色も魅力的です。　　

戻りカツオは食べるけど、春はカツオは食べないと言う
広島人がたくさんいますが

私は赤身の国、静岡人なので　　
この暑くなると･･･と言う言葉に
「わかるぅ！」　「そうだそうだ！」と叫びました。