漁船事故
2009.04.15
水曜日はひまですが
今日はホントにひまでした。
今朝の新聞の記事に
「九州の巻網船沈没」と載っていました。
九州・平戸の巻網漁の船、
今はアジとサバだそうですが
14日午前に平戸沖で沈没し
22人の乗組員のうち
10人は仲間の船に助けられましたが、12人が不明です。
(この写真は先日長崎運送さんが運んできた長崎のアジです。)
航空機2機はじめ、僚船など78隻で
おおがかりな捜索活動が続いています。
僚船も皆捜索活動に加わるため
漁は行われず
明日の入荷にも影響が出るということです。
魚がいてくれるおかげで、
そしてそれを命がけで獲ってくれる漁師がいるおかげで、
私たちの消費生活がなりたっていますし、
私たちの命がなりたっています。
そして私たち流通業者も、
魚や大変な思いをしてくれている漁師あってこそ
成り立っているし、生かしてもらっています。
市場の中には「時化待ち」という言葉があります。
私も昨日ブログで安易に使ってしまい、
今朝の朝刊の記事に愕然としました。
「命をかけてくれている漁師」と言う言葉を使うなら
「時化待ち」という言葉は使ってはいけません。
「昨日のブログの言葉を削除したほうがいいんじゃない?」と事務の人に言われましたが
自分自身への大きいいましめとしてそのままおくことにします。
不明のかたがたのご無事を祈ります。