今日は魚がとても少なかったです。

写真の青物担当の石田が
魚が少ないからと　　

沖縄産の車えび、なまこ（広島産）、トリ貝などを仕入れて
自分のとこに並べていました。　　　

「漁止め」（資源保護のための）にはいっているのと、
潮と天気が悪いからです。　

入荷情報では
「月夜に入ります。時化がらみで入荷減」　

月夜に入るということは
潮が大きくなる、大潮ということです。

大潮になると入荷がへります。
今週の10日から13日までの4日間が大潮です。

だから会社には潮見表がはってあります。　

沖縄の水産カレンダーで大潮は　
11日から14日と、1日のずれがあります。

今朝の2時の草津港です。　
うちの木村が撮りました。
　こういう時間から働いているということで・・だそうです。　

明日の入荷情報を見て
石田が「ろくなもんなーいっ！」とほえていました。　

雨の時は　家から出ず、
「雨なのでにぶい。客来んもんね」といつも来る小売店さん。

売れないのに、入荷減で相場は高く
ものによっては、水曜休みの前日の倍値以上で、

注文品をそろえる人はサワラで入っているのは　スズキに替え、
あまりに高いものは
もうけなしで出して荷をそろえるなど大変です。　　

活かしのワタリガ二です。（静岡ではガザミ）

広島ではカニといえばこれです。

以前ＮＨＫのためしてガッテンで　

ゆでカニがおいしいのは　　　
肉汁が口の中に広がりやすいことで、

加熱によって肉の繊維の中の肉汁がしみでてきて
出来たすき間にたまる　

これを噛むとうまみ成分いっぱいの肉汁が
口の中いっぱいに広がるのだそうです。（ジューシー）　　

刺身として生で食べると
うまみはせんいに閉じ込められたままだし、

焼きガ二は　焼いている時に
肉汁が下に落ちたり、蒸発して失われるのだそうです。　

でもでも
焼きガニっておいしいですよねーっ　

「えび、カニ類は焼くとうまい」は社長の口癖です。

写真はイシガニです。
味噌汁にするとおいしいです。