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瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

今、が一番うまい、
旬のお魚を食卓へ。

アイゴの食害

戸河内、芸北、大朝の祭りで 忙しかった  
写真をとる間もなく   

ちょっと撮っていると 
この忙しいのに、のんきそうに・・・とひんしゅくもんでしたので、  

大体終わってから やっと撮りました。 

先日の中国新聞の記事
進む海の砂漠化・・藻場喪失」

魚介類の産卵や成育の場になる藻場がなくなる
「磯焼け」が山口県上関町の祝島で見つかったとのこと。    

原因のひとつは
海草を食べる魚のアイゴ。 

本来は寒くなると、南の海に行くのに   
海水温の上昇で、瀬戸内海に長く滞在し

食害が拡大して磯焼けが拡大したそうです。   

また、瀬戸内海には大きな海流がないので 
泥が堆積しやすく、 

泥が日光をさえぎり これも磯焼け につながったそうです。 

ここ何年か 市場で 晩秋まで   
アイゴがまだ入荷してくるんよ。夏の魚なのに。
よっぽど海水温が上がっている」と話していました。  

長くいるだけ位の認識でしたが、 
そんな食害をおこすとは・・・ とぞっとしました。  
安い魚だけによけい悔しい・・。  

また以前にも何回か書きましたが
2年続きで台風が来ず、     
海水が攪拌されないのもこんな形の影響にまで・・
と驚きました。  

 今日の朝の現場で、青物担当が
万作(シイラ)をおろして 見本に出していました。

「今シーズン最高の脂ののり」って言ってま
した。
  

お客さんも「いい脂だねえ」ってのぞきこんで・・・。
食べたかったなあ

その見本は私が買うって言ったのに
いつのまにか手に入らず、よけいに思いがつのりました。

骨についた剥き身一切れでも食べたら
 すごく納得して HAPPYだったのになあ・・・と 

なんとなく不完全燃焼の現場じまいでした  

 
 
 
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