9月になり　山陰の底引き漁が解禁になり
今日は久しぶりに入荷が多く　
（相場は高かったです）
明日は水曜日で売れが鈍いのに
冷蔵庫が残でいっぱいです。　

今週号の　グリーンコープのカタログに載っていた記事をご紹介します。
長崎の雑魚天についてです。　
以下一部略して本文のまま。

＜/中＞

北の海で獲れる脂ののったサンマは人気者です。

それに引き換え長崎の五島沖で、
ある時期大量に網にかかるサンマはいわゆる「迷惑魚」。
長い距離を泳いできたため　脂が落ちているので
そのままでは商品価値がありません。

そこでグリーンコープは考えました。
これをかまぼこにできないか。　
かまぼこの業者が言うには
「かまぼこにする魚は脂がないほうがいい」　

そこでサンマ以外の小魚も含めてかまぼこの材料にすることにしました。　

今　ニュース等でもご存知のように
原油の高騰が漁船の燃料代を直撃し
日本の漁業は危機的状況におかれています。　

このような中で新しくよい商品が生まれ
たくさんの人に食べてもらえると

漁業に携わる人々にとっては　力強い支えになります。　
おいしい雑魚天を食べて　日本の漁業を応援しましょう。　
という記事でした。

今日本の漁業は大変な危機に瀕しています。　
漁業だけでなく　今私たちは今までの生活スタイルを　
見直さなくてはならない　時期に来ていると思います。

日本のお金の力で　世界中から食品を買い集めて浪費する生活
でなく　フードマイレージのように身近な資源を見直し　上手に活用して
地球にも人間の体にもやさしい生き方や生活をする
大事な時期が来ていると思います。　

この原油高は　ある意味
「ピンチの中にこそ、よくなるチャンスあり」です。

私は　五島沖などでサンマがって知らなかったし、
「沖の定置網にかかる雑魚、迷惑魚。燃料代を考えると大変です」
という4枚目の写真はショックでした。　

でもこのグリーンコープの記事は
日本の漁業の生き残る道のひとつを示唆していると思うし、
それは私たち日本人という言葉に置き換える事もできると思います。