瀬戸内の再生・今の局面
2017.07.01
「マイクロプラスチック問題」 [emoji:v-237]
地球温暖化の二酸化炭素による
「海の酸性化問題」 [emoji:v-237]
「干潟、藻場の消失問題」 [emoji:v-237]
に加えて、
瀬戸内海は囲まれた池のようなものなので、
外洋に面しているところでは
あまり問題にならないことも
大きい影響がでます。
そのひとつの
下水道施設からの排水に含まれる
「強い塩素消毒薬問題」 [emoji:v-237]
昨日のブログに書きましたが
下水道局から緩和するとの返事があったことは
漁師さんやカキなどの漁業者の人たちの
努力の成果だと思います。
昨日のブログに
漁師さんからコメントが来ました。
「マジに切実です。
魚がいなくなっているんです。
魚にエサを!!
見た目にきれいな海より、
豊かな海に!!」
「僕らは現実の中にいます。
今年の漁獲は、去年の半分以下です!
マジに底物がいません。
魚もペラペラです(栄養が足りないので)!」
実際に魚を獲り続けて
それで生活している漁師さんの言葉は
なににもまして重いです。
(今朝、事務所で試食してみたぺヤング焼そば・パクチーマックス)
瀬戸内海にはこのほか
カキ養殖のカキいかだの下の
カキの排泄物がたまったヘドロ問題もあります。 [emoji:v-363]
それに干潟や藻場を再生しようとしているのに、
まだ何ヶ所かの埋め立て工事予定が進行しているそうです。
政治やら利権やら、それについている工事業者の利権やら
いろんなものがあって
なかなか大変だとは思いますが・・・
中国新聞の連載記事のまとめ文のように
「私たちは、今できることを
1つ1つ積み重ねていくしかない。
再生されたアマモ場を見て欲しい。
驚くほど水は澄み、
小魚が泳いでいる。
海の声に耳を傾けよう。
瀬戸内海は
まだ応えてくれる。」
今日もご訪問ありがとうございました。