広島湾産でがんばる漁師を知ってください。その①
2017.05.08
先日漁師さんから
広島湾産の昆布をいただきました。。
南区の元宇品で養殖した
広島湾産の昆布だそうです。
事務所において
皆でちぎって試食しました。
塩分が強かったけど
おいしくてちょこちょこつまみました。
今年は広島湾で養殖している
ワカメや昆布の出来が悪くて
昆布も例年の半分の大きさにしかならなかったそうです。
そういえば市場でも広島湾産のワカメのパック入りが
春にすこしづつ出荷されてくるのですが
今年は本当に少なかったです。
「獲れんかったんとぉ」と
現場で売っている人が言っていました。
漁師さんに教わった
ほやほやの知識ですが・・・
昆布の養殖は
昆布の種が
細いタコ糸に種をつけられているものが
送られてきて
それを太いロープに巻きつけ
海面から1.5mくらいに沈めるのだそうです。
12月中旬頃に
海水温が15度以下にならないとだめで、
2月初めに5~10cmになり、
4月末に5mくらいになるのだそうです。
養殖の施設は
4月末までに全て撤去しないといけない。
撤去が遅れると 違反になるのだそうです。
県の養殖の許可がそうなっているからだそうです。
作る許可は県がしていて、
出荷の許可はまた別らしく
来年許可が取れたら
昆布を出荷してみたいとも言っていたので
来年が待ちどおしくなりました。
種の代金は 昆布はワカメの倍の値段だそうですから
とても大変なんだと思います。
でも・・・
「昆布の新芽のしゃぶしゃぶは
すごくおいしい」と言っていましたので
なんだかとてもワクワクです。
どうしてこの冬はワカメも昆布もよく育たなかったのか
それはカキの成長が遅れたりすることと
関係するような海の状態のことなのか?とか
気になります。
でも広島市のすぐ前の海で
漁師さんたちが
いろんな努力を次々されていることを
みなさんに知って頂きたくて書きました。
次回は広島湾に生きる漁師さんのことを
もっと書いてみようと思います。
今日もご訪問ありがとうございました。