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瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

瀬戸内海より旬の鮮魚をお届け 株式会社吉文

今、が一番うまい、
旬のお魚を食卓へ。

カツオの不漁が県北の食文化にもひびく。

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「万作のない田植えは初めてだ
「5月の連休に万作がないってーこたぁ大変なこんだ
と県北担当が嘆きます。
 
広島の県北地方は
万作(シイラ)は
田起こし、他の草取りも含め
全ての稲作行事に欠かせず、 

特に田植えと稲刈りの時は
万作がないと大変な事です。
 
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        (これより後のは、ファイルに入れてある万作の写真です。)
万作は薄塩をして
大振りに切った刺身を
「腹が冷くなる」ほど食べます。 

そのため刺身に出来るような
硬い良い万作でないといけません。 

小さい柔らかい万作は時折入荷しますが
県北担当の目にかなうものは入荷せず
「今迄こんななぁ持っていったこたぁない・・」
とぶつぶつ言いながら持っていっています。 

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              (店頭でもこんなに万作を売っていたのですがね)
万作(シイラ)はカツオとともに獲れます。 
そのカツオが不漁で
テレビや新聞にもよく取り上げられているように
まだずっと南の海にいるころに
一括して獲られてしまっています。 

日本近海には
少ししか来ないので

カツオといっしょに獲れる
万作も獲れません。
 
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県北の食文化「万作」も含め
日本の食文化「初カツオ」「戻りカツオ」
そして「かつおぶし」の出汁文化は
 
どうなってしまうのか
私たちにできることはなにか
今なにをなすべきか

県北の田植えと万作の供給から
考え込んでしまいました。
 
DSCN1322.jpg
今日は広島市産のワカメと昆布のことを
書くつもりでいましたが 
休み明けにします。
 
今日もご訪問ありがとうございました。 

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