ハモが美味しい時期ですよ。
2016.06.28
ハモは 日本のまわりの
暖かい海を回遊し、
主に沿岸よりの海底や
岩礁の近くに生息し、
夜になると活発に
動き出します。
メスのほうがオスより大きく、
大きいもでは2メートル、
体重4キロ以上にもなります。
ハモの特徴のひとつは
歯です。
牙のような大きな歯や
ナイフのような大きい歯や
細かい歯があり、
山口県水産研究センターの調べでは
上あごに390本
下あごに584本の
計974本の葉があったそうです。
エサを捕まえたら
絶対に離しません。
噛み付かれると
大怪我をします。
ハモはよく 糸のついたままの針を
口の中に入れたまま売場に並んでいますが、
これは「はえなわ漁業」で、
釣り上げたときに
鋭い歯をむき出しにして暴れるので、
針からはずすのでなく、
枝縄を切ってすばやく
船の中の活間(いけま)に入れるためです。
ハモの旬は2回あります。
「梅雨の水を飲んでおいしくなる」というように
1回目の旬は夏。
特に6月下旬から7月にかけてです。
このころは産卵前で脂が乗り始めるころで、
比較的あっさりした味が
食欲の落ちた夏に好まれます。
2回目の旬は秋。
産卵を終え
秋から冬にかけて脂が乗って
味に深みが出てきます。
ハモはビタミンAが豊富。
脳の働きや、血液の流れをよくする
DHAも豊富です。
骨切りによって
小骨もまるごと食べられるので
カルシウムもどっさり。
皮には
肌をみずみずしく保ち
「若返りの栄養素」といわれる
コンドロイチンが多いです。
夏はハモですよーっ [emoji:v-237][emoji:v-237]
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