アジのゼンゴ取りをやめてみました。
2016.04.18
隣の仲卸に
「瀬付きアジ」がいっぱいありました。
「瀬付きアジ」は山口県のブランド魚です。 [emoji:v-352][emoji:v-352]
九州の西・・五島列島沖で生まれ
対馬海流に乗って山口県沿岸に来て
その一部が天然の礁(瀬)に住みつき、
豊富なエサを食べて成長したものです。
「回遊しているアジ」と違い
瀬に居ついているため
多分、回遊しているものとは違い
運動量も少なく、
ふっくら肉厚で黄色みっぽく、
脂質10%以上のものが
「瀬付きアジ」として出荷されます。
山口県の日本海側は
島や多くの瀬があり、
起伏に富んだ複雑な地形をしています。
そのためプランクトンも多く
箱入り娘のような
ブランドアジが育ちます。
これは普通のアジです。
先にこのアジを一箱買っていたので
瀬付きアジは買いませんでした。
刺身に出来ると言われましたが
塩焼きと南蛮漬けにしました。
普段買ったときは
加工の人達に
用途別に下ろしてもらうのですが、
自分でやってみました。
レベルの低い話でお恥ずかしいのですが・・・
今回工夫したというか
手を抜いて・・・・
ぜんご(しっぽの近くの硬いところ)を取りませんでした。
土曜日は帰りが遅かったので、
帰宅するなり
夕食の塩焼き用の数ををがーっと下ろし
すぐにグリルへ。 [emoji:v-355][emoji:v-355]
夕食を食べる間にも焼いて
南蛮漬け用のステンレス容器に入れれば
時間が節約できると思い
そのまま残りのアジを下ろしました。 [emoji:v-356][emoji:v-356]
頭を落とし、腹を斜めにカットしただけです。
いつもゼンゴが苦手で時間かかったり
手を切ったりするのですが、
頭と腹だけなら
ウロコがない分
すごく早いです。
焼けていれば
ゼンゴはお箸で楽に取れるので
「食べながらゼンゴを取ってね」と
主人に言いました。 [emoji:v-344]
ちょっとブウブウ言っていましたが
ゼンゴをちゃんと取って、
食事時間がもう30分遅くなるよりいいんだからと思いました。
この歳になるまで
アジのゼンゴは取るものだと思っていましたが、
取らなければ
苦手意識のあった
アジを下ろす事は
らくらくでした。
うちは魚は主人が下ろし、
加工の人たちにもやってもらったりで、
一人で楽をしていたぶん
下ろしは苦手です。
ゼンゴをとらないという
窮すれば通ずのやりかたでしたが、
自分としては画期的で、
「これからはもっと気楽に アジを買うぞ [emoji:v-363]」
と思いました。
レベルの低い話でお恥ずかしいです・・・・。
今日もご訪問ありがとうございました。