古い魚問屋ヤマキ
2016.04.14
草津は漁師町で
草津本町は
昔からの魚問屋が
何軒も残っています。
三島はあそこ、ヒロスイはあそこ、
クサウオはあそこ・・・とあり、
吉文も自宅(昔は店舗も兼ねていた)は
草津本町にあります。
今朝出勤途中に
「昭和初期(87年前)
五月人形展示中
ベルを鳴らしてどうぞ!」という
張り紙を見つけました。
昼に会社を抜け出して見に行ってきました。
知らずに行きましたが、
その家は
今まで「どこがその家なんだろう?」と思っていた
ヤマキの家だとわかりました。
緑色の布のほうが84年前の
昭和4年5月初節句のもので 青い布のほうが50年前だそうです。
古い写真は
昭和5年の初節句の記念写真で、
6段飾りでびっくりしました。
五月人形の6段は初めて見ました。
魚問屋の昔の勢いや
跡継ぎの男子の生まれた喜びが
いっぱいの写真でした。
神宮皇后主従のと
この武士主従の人形飾りも
保存状態がとてもよくすてきでした。
横に表面の紙をはがした襖があり、
中貼りの新聞が見えるように飾ってありました。
明治39年6月18日の「国民新聞」でした。
ご主人の話ではこの頃に
今の家を建てたのだそうです。
その中の記事が目をひきました。
「64尺のナガスクジラを獲り
大包丁小包丁で
血の海 肉の山・・・
大量を祝いあった。
次に56尺のナガスクジラが獲れた」 とあり、
明日は青鷺鯨を獲りに行く・・
・・・大漁祝いの無礼講で、
大相撲や鯨歌をとありました。
「鯨歌」どんな歌でしょうか
昔の捕鯨の喜び・賑わいが感じられ
とてもおもしろかったです。
私は静岡から嫁に来たので
まだ知らないことがいっぱいです。
ちゃんと次世代に伝えてゆかねばと思います。
明日は
日和もいいし、凪だし
魚が多いそうです。
大潮は4月20日(水)から
4月23日(土)です。
今日もご訪問ありがとうございました。