場内のガソリンスタンドは特殊です。
2015.10.31
市場の中のガソリンスタンドは
特殊です。
場内勤務者と会社という限られた中での
濃い関係ということもありますが・・
長い間につちかわれた市場対応で動いています。 [emoji:v-352][emoji:v-352]
一例をあげると、会社のトラックの故障やメンテナンスも
駐車場の場所や車までわかっているので
電話一本すれば
会社にスペアキーを取りに来てくれ
持って帰って
直して駐車場に戻しておいてくれるので
次の朝 すぐに仕事に使えます。
それだけでなく
台車の修理や
活魚槽で魚をすくう大きな網の
補修など
とても助かります。
以前は場内にガソリンスタンドは
鯉城とチューセキと2つありました。
海に近いほうの鯉城は水産棟関係が多く
正門側のチューセキは青果や花きが多かったです。
しかし海側(水産棟側)の鯉城が
地下のガソリンタンクが
塩分で腐食し
直すのに1千万以上かかることから
廃業し、チューセキ1店になりました。
限られた中の濃い人間関係もあり、
「ワシの車はツーさんにしか 触らせんのんじゃぁ」
という人は多く、
市場を辞めても
ガソリンはツーさんのところに入れに来る
という人も多く、
ツーさんがチューセキに移ることで
水産棟関係者や会社が
きれいにチューセキに移りました。
今回チューセキ本社が廃業することになり
中央市場支店は黒字なので
他のガソリンスタンドグループが入ることになり
今日が最終日でした。
吉文関係の車は
残量の多少にかかわらず
最終日に満タンにして
「お世話様でした。ありがとう。」
の気持ちを伝えようと
社員に呼びかけていました。
県北便などは
朝入れて、帰社して入れて
「今日は2回行った」と言っていました。
市場のガソリンスタンドは特殊です。
特殊だからこそ
少々価格が高くても市場で給油するのです。
それを今度入る新しいGSが
一般の市中のGSと同じような気持ちでいたら
お客は別に高いお金を出してまで
市場で給油することはないと
近辺のたくさんあるGSに散らばっていって
しまうと思います。
今日は給油してありがとうを言いに行ったら
涙が出てしまいました。
今日もご訪問ありがとうございました。