関連棟の専門店「カツマル」閉店へのレクイエム。
2015.10.20
関連棟の「カツマル」が
今日で閉店します。 [emoji:v-237]
社長さんが今朝 あいさつに来られ
ビックリとショックです。
関連棟に残る
数少なくなった専門店です。
「ここに行けば大丈夫な商品がある」
「ここの社長がみてくれるから安心」
専門的な話や情報や知識、
かけがえのないものでした。
「イリコは京都に送るのはこう」
「大阪に送るのはこういうもの」
「東京築地はこういう特色」
など業界話を聞くのが好きでした。
「でびら」も超専門店でした。 [emoji:v-352][emoji:v-352]
私が一番あわてて困っているのは、
「サヨリの干したのはこれからどこで買えばいいの[emoji:v-237]」
カツマルの社長の仕入れと見立てでないと
どこで買えばいいのでしょうか。
「ガラエビ」 [emoji:v-363]
次々仕入れる中のものを
説明を聞きながら納得して買えるのも
専門店ならではです。
「ちりめんじゃこ」も
どんだけあったことか[emoji:v-363]
「干しえび」 [emoji:v-363]
いろんな海産物が
水産棟の中にもあります。
でもほとんどが小袋入りで
専門店のように大箱のバラ詰めを
直接見てちょっとつまんで
乾燥具合や塩味や風味を確認しては買えません。
仲卸もたくさんの商品を仕入れるので
十分な知識や情報を持ちきれず、 [emoji:v-356][emoji:v-356]
自分で産地、業者ごとに
自分で直接仕入れる
専門店だけの動きは出来ません。
「音戸ちりめん」
この船、この加工業者とまで
名前を出して
「ここのは いい」と言います。
音戸産「秋いりこ」 [emoji:v-363]
朝 社長があいさつに来られたときは
ショックでしたが、
このブログを書こうと
撮りだめた写真ファイルの関連棟というのを開き
写真を次々見ているうちに
かけがえのないものを失うことに気付き
胸が詰まり 涙がでました。
今日もご訪問ありがとうございました。