サメのカット売りです。
2015.05.01
隣の仲卸シーケーの店頭に
サメのブツ切りがありました。
広島県北東部地域(三次市を中心とした)と
山陰にはサメの食文化があります。
現地ではサメのことを 「ワニ」と言い、
広島市内では「フカ」と言います。
因幡の白うさぎの話で
ワニの背中に乗って・・・とあるのは、
サメのことです。
頭を見るとコワイ顔をしています。
頭と一緒に捨ててあった内臓には
食べたばかりの小魚が入っていました。
「この大きなレバーから”肝油”が作られるんだよ」と
大きな包丁を持った人が言いました。
「子供の頃 肝油ドロップってたべたでしょうが
なつかしいよのぅ」って。
写真は撮りましたがビックリする人がいるかもしれないので
やめときます。
歯もいかにも獰猛そうです。
昔小さい子供の頃
山の中から出土して、神社に保存されている
「天狗の歯」は調べてみたら
サメの歯だったというのを
聞いたことがあります。
以下の2枚の写真は
去年三次のお祭り「どんちゃん」に
行った時にスーパーで撮ったものです。
県北は
東部地域がワニ(サメ)、
西部地域が万作(シイラ)と
独特の食文化が大きくあります。 [emoji:v-353][emoji:v-353]
広島市内でも
県北出身者がたくさんいるので
スーパーに「フカ湯びき」や「シイラの刺身」
などが並んでいる事もあります。
今日もご訪問ありがとうございました。