種カキを採るための、カキの赤ちゃんのベットです。
2015.03.18
先日の場内ウォーキングの時に
少しはみだして
カキ団地方面近くを歩いてみました。
カキは垂下式といって
ホタテの殻をこうやって繋げたものを
海の中にたらして採苗します。
この殻に 海中を漂っている
カキの赤ちゃんがつくのです。
採苗は7月から9月の夏場に行われます。
カキいかだにつけて
海中に垂らすようにしたものがくくられて
このようにひとまとめにして
どっさりあります。
場所はカキ団地のとなりの
カキ小屋があるあたり一帯の
太田川河口付近です。
いかだ1台に使う垂下連(・・というのだそうですが)は 700本 [emoji:v-363]
1本にホタテの殻は約40枚だそうで [emoji:v-363]
いかだ1台にはホタテの殻が(盤殻というそうです)
700本×40枚で 28000枚 使われているそうです。
実は今日 場内で勉強会があり
参加した若い子から教えてもらいました。
穴をあけてセットされた盤殻の山の向こうには・・・
これから使う ホタテの殻の山があります。
これが夏までに次々と加工されてセットされるんでしょうね。
圧巻です。
その横には大きな孟宗竹が置いてあります。
広島のカキいかだは 竹でできています。 [emoji:v-237]
以前三陸のカキ復興のテレビ番組を見ていたときに
三陸のカキいかだは
竹でなく 木でした。
広島は瀬戸内海で
海が穏やかなので
竹なのだそうです。
竹はなんといっても 生長が早く
中は空洞だし
瀬戸内のカキいかだにぴったりです。
そういえば 市内を車で走る時
太くて長い竹を満載したトラックを時々見ます。
「○○竹店」という竹屋が近所にもあり
広島に来た頃は
竹の売買だけで商売がなりたつことに
ビックリでした。
カキ団地の裏側は
カキ船がつくようになっていて
クレーンをつけた船が
たくさん並んでいます。
広島のカキをありがとーっ [emoji:v-237]
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