海水温の高い時のイリコです。
2014.10.02

このあたりでは「イリコ」と言いますが、
実家の静岡のあたりでは「煮干」といいました。 
関連棟のカツマルに行った時に
社長さんが見せてくれました。
イリコの腹が黄色くなっています。
酸化して古いの
・・・
いいえ今年のものだそうです。
イリコの脂分が多いからなのだそうです。 

海水温が高かったから
脂肪分が多く、 
こういうイリコになるのだそうです。 
沖のほうが海水温が低いので
脂肪分が少なく
2枚目の写真のような・・・
きれいなイリコができるのだそうです。 

そういえば、サヨリの開き素干しの時にも
同じような事を聞きました。
冬の海水温が低い時のサヨリでないと 
脂分が多くて、
よいものができないって。
大阪では脂分の多いイリコが好まれ、
関東では脂分の少ないのが好まれるそうです。
明日は 荷受の広島魚市場㈱の展示会です。 

水産棟の1階セリ場で開催されます。
いろんなものがいっぱい出ます。 

試食もいっぱいなので、
味を知ったり、比較したり、確認したり・・・
勉強になります。 
台風が近づいているので 
荷受からの「入荷情報FAX」がさみしいです。
ご訪問ありがとうございました。 