寒干しタラ買いました。
2019.02.25
2つの記事は
フェイスブックに投稿したものですが、
反応が大きかったので ブログに転載します。
「寒干しタラ」
静岡の海沿いで生まれ育ったので、全くなじみのない商品でした。
学生時代東京では見ましたがなじみのないまま。
先日塩干物の仲卸店頭でながめていたら、
魚屋さんが「ワシは県北の生まれで、
昔は雪が多く、雪が降ると買い物にも行けず、
おふくろがこれをちぎってお茶漬けにしてくれた。
せめてものタンパク質だったんじゃろうのぅ」と声を掛けてきました。
「そういう用途のものか!広島でも食べていたんだね。いい話だなぁ!」
とさっそく買ってみました。
主人は「広島にそういう食文化があるって知らなかった。」
と言いましたが食べようとはしません。
県北の雪深い中でのお母さんの気持ちを想いながら食べました。
子供や孫達にも伝えていかねばと残りをとってあります。
先日 塩干しタラのことを書いた時に、
ぼうずコンニャクの藤原さんが教えてくださった
「裂いてから生卵と合える」をすぐやってみました。
青森での食べ方とのことで、青森にいる気分になって食べました。
乾いた時のガツンッという感じがマイルドになりましたが、
この量でご飯1杯半食べました。
残った卵液の塩辛いのをご飯に掛けたらおいしかったです。
ご飯をたっぷり食べる昔の食文化を楽しみました。
「昔の塩サケはしょっぱくって美味しかった」と聞きます。
佐渡から送ってもらった沢庵は一切れでご飯3杯食べられるし、
九州出身の友達からもらった「塩クジラ」を焼いたら
真っ白に塩を吹いてびっくりしました。
今みたいに減塩を言われていない時の
豊かな日本の食文化に想いをはせ、
それを楽しんだ人々を想いました。
孫達に食べさせて話すのが楽しみです。
お得意先様が載せていて
いいなぁと思っていたら
今朝送ってくださいました。
カルビーポテトチップ「恵方巻き味」
さっそく事務所でみんなで頂きました。
来た人にも食べて頂きました。
「ここに来ると
いつも 変なものばっかり食わされる」と言いました。
ありがとう
うれしい褒め言葉です。
今日もご訪問ありがとうございました。