白魚とカキ
2014.03.25
「白魚の 水もろともに 買いにけり」
誰の作なのかは分かりませんが
空気と水が入った 風船のような袋に入った白魚が
入荷すると思い出す季節俳句です。
この風船タイプは早い時期から入荷しますが、
春も深まってくると
このような空気なし、水なしの
パック入りが入荷しはじめます。
全部ではありませんが、
これでも踊り食いができますので
白魚って強い魚だと思います。
私はこのパック入りが出始めると
白魚の玉子とじのお吸い物が飲みたくなります。 [emoji:v-343]
このパック入りの白魚が出始めると
春がまた一段と進んできたナァと実感します。
これは土曜日に東広島市の広島大学すぐ近くにできた
SALE・E・PEPE(サーレ・エ・ペペ)の
カルパッチョです。
久しぶりに食べた生カキが大きくて
「もうこれだけの大きさになっている」と
改めて 春を実感しました。
大きいカキをでゅるでゅるっと口に入れて
幸せでした。
カキシーズン開幕と
いそいで食べる 小さめのカキが
正月くらいになると
「成長したナァ~」と冬の深まりを感じ
今頃の大きいカキを食べると
春の深まりを感じます。
海産物は
温室栽培やハウス栽培ができない分
自然のままで
季節季節のうつろいに心がふるえます。
それはまた
その分 海水温やたくさんの自然環境に影響されます。
魚市場で海産物にたずさわることで触れる季節の
細かい移ろいに 幸せを実感し、
少しでも多くの人にお伝えしたいと思っています。
今日はmiisanでした。
ご訪問ありがとうございました。